総合評価 ★★★★★★★★★★ (XX/100)
3秒に1回、ユーザーのモニタ画面をキャプチャーして動画として再生する。
キーボードに入力したログを100%記録するので、勤怠管理やメンタルヘルスなど様々な観点から、問題を未然に防ぐことに寄与する。
LOOOCの弱点
アプリケーションを同時に動かしている場合、一番手前のウィンドウのみの情報を取得する
機能
画面キャプチャ、キーログ機能、USBアクセス履歴、ファイルアクセス履歴、webアクセス履歴、アプリケーション稼働管理、PC強制オフ機能、リポート機能
料金
1ライセンス
1500円/月 最短1年から
導入しやすさ
契約・アカウント発行で1営業日。 インストールは2-3分ですぐ稼働開始
導入実績
300社以上
不正抑止効果
◎ 3秒に1回記録されるという頻度
セキュリティ効果
○ USBやファイルアクセス履歴を記録
勤怠管理機能
◎ 動画で勤務状況を見て取れる
PC監視導入のコツ
サービスにより使い方は様々ですが、どんなものでも共通して、システム導入を成功させるためのポイントや注意すべき点があります。
1.目的を明確にする
御社がシステムを導入する目的は何でしょうか。
テレワークの社員がサボらないように監視したい。情報漏洩を防ぎたい。様々な目的があるでしょう。
システムにより得意分野が色々あり、価格も様々です。自分たちの目的を明確にすることで、費用対効果を最大限にすることができます。今回調査した中には無料のシステムもあり、単に「監視されているという意識だけもってくれれば良い」ということであれば、莫大な費用をかけずとも導入することができます。
まずは何をしたいのか、明確にしてみましょう。
2.個人の行動を監視することに問題は?
従業員が就業時間に行っている作業は、企業の監視下で然るべきで、服務規則の視点で見れば、何をやっているかをモニタリングすること自体は本来問題にはなりません。しかし一方で「プライバシー」という観点から見ると、たとえ就業時間であっても、逐一覗かれていることについて議論の余地があります。 このジレンマを回避するために、一般的には次のように対応することが良いと言われています。
(1)監視を告知すること
ステルス機能などを有したシステムも見られますが、無断で行うことは問題があります。
必ずPCのユーザーである従業員に、監視する目的や内容などを告知するようにしましょう。
(2)社内ルールに織り込むこと
上記の内容を就業規則や労働協約などの社内ルールに織り込むようにしましょう。
組合組織などと調整することを推奨します。
3.管理者のモラル
本来、不正抑止のためのシステム導入のはずが、万一使い手の側に悪意があったとしたらどうでしょう。
言ってみれば、従業員の作業内容が丸裸なわけですから、悪用することもできないとは言えません。
このような事態を避けるためには、管理者が適切に活用しているかの確認や監査、また定期的な運用ルールの見直しなどは行う必要があります。