総合評価 ★★★★★★★★★★ (XX/100)
ユーザーのPC電源が入っているときは365日24時間全てキャプチャで取得可能。また、日時指定再生や20倍速再生、各種イベントログからの検索、頭出し再生など再生機能も便利。 キーボードログ、ファイルログ、ウェブ使用ログなどあらゆる操作が記録される。 またアプリ別稼働時間や総稼働時間が概算で確認できるため、勤怠管理にも活用できる。
DigitalDataEyesの弱点
記録は一番手前のウィンドウのみ
機能
- ・PCの画面録画 ~ 再生
- ・稼働ログ確認(キーログ、ファイルログ、ウェブログ、アプリ稼働時間、総稼働時間)
- ・従業員PC管理(コンピュータ名、Windowsユーザ名、外観、接続、モデル、型番、PC導入日/インストール/外観形状/OS/ドメイン名/通用使うプリンタ/CPU/メモリ/HDD全容量/HDD空き容量/IPアドレスDNS/デフォルトゲートウェイ/接続方式/シリアルナンバー/その他情報)
料金
管理者:5,000円/月
1ライセンス当たり:1,650円/月
導入しやすさ
不明
導入実績
不明
不正抑止効果
◎ あらゆる動作が映像で記録されている
セキュリティ効果
△ 監視は行うが遠隔操作は行わない
勤怠管理機能
◎ PC利用の時間を記録できる
PC監視導入のコツ
サービスにより使い方は様々ですが、どんなものでも共通して、システム導入を成功させるためのポイントや注意すべき点があります。
1.目的を明確にする
御社がシステムを導入する目的は何でしょうか。
テレワークの社員がサボらないように監視したい。情報漏洩を防ぎたい。様々な目的があるでしょう。
システムにより得意分野が色々あり、価格も様々です。自分たちの目的を明確にすることで、費用対効果を最大限にすることができます。今回調査した中には無料のシステムもあり、単に「監視されているという意識だけもってくれれば良い」ということであれば、莫大な費用をかけずとも導入することができます。
まずは何をしたいのか、明確にしてみましょう。
2.個人の行動を監視することに問題は?
従業員が就業時間に行っている作業は、企業の監視下で然るべきで、服務規則の視点で見れば、何をやっているかをモニタリングすること自体は本来問題にはなりません。しかし一方で「プライバシー」という観点から見ると、たとえ就業時間であっても、逐一覗かれていることについて議論の余地があります。 このジレンマを回避するために、一般的には次のように対応することが良いと言われています。
(1)監視を告知すること
ステルス機能などを有したシステムも見られますが、無断で行うことは問題があります。
必ずPCのユーザーである従業員に、監視する目的や内容などを告知するようにしましょう。
(2)社内ルールに織り込むこと
上記の内容を就業規則や労働協約などの社内ルールに織り込むようにしましょう。
組合組織などと調整することを推奨します。
3.管理者のモラル
本来、不正抑止のためのシステム導入のはずが、万一使い手の側に悪意があったとしたらどうでしょう。
言ってみれば、従業員の作業内容が丸裸なわけですから、悪用することもできないとは言えません。
このような事態を避けるためには、管理者が適切に活用しているかの確認や監査、また定期的な運用ルールの見直しなどは行う必要があります。